2008年05月17日

お伊勢参り(2)

亀山から伊勢道に戻り、ぐいぐいと車を飛ばして二見へ。
目指すは二見興玉神社。

到着は2時。よいお天気(つまり紫外線は猛烈)。
日傘もささず帽子もかぶらず、無防備に歩き回る。
なんだか、そんな気分だったのだ。
夕方には大後悔(顔じゅう、ひりひり痛いったら)。


海は、いいねえ。
Jun ちゃんとは、けっこう一緒に、よく海に来るねえ。
泳いだことは、一度もないけどねえ。

鳥居から一番奥の竜王様まで、ゆっくりお参りをする。
叶えて頂いた願いの、御礼を、ゆっくりと。

空が、宇宙まで抜けている。
星までみえそうだな。

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posted by K10 at 19:09| mini tabi

お伊勢参り(1)

この日を丸ごと空けるために、前日は楽譜をいつもの倍の集中力で読みきる。
学生時代からの友 Jun ちゃんが、連休をとっての里帰り。
一緒に、お伊勢さんへ行こうと約束していたのです。
mini. と Jun ちゃんは初対面。これからもよろしくー。

* * * * *

まずはJun ちゃんお薦めの、亀山にある自然食のお店『月の庭』さんへ。

http://www.za.ztv.ne.jp/tuki-niwa/top/top.html

玄米や五穀米を使った、体に沁み入る美味しさのランチをいただく。
「エリンギの新茶マリネ」と「ユキノシタの天婦羅」がツボでした。

建物もとても素敵。さりげなく飾られた、お餅の木。
色といい、お餅の大きさといい、たまらん。

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食堂前のお庭にいた、犬君たち2匹も、たまらん可愛かったです。

* * * * *

『月の庭』さんからほど近い、天然酵母手作りパンのお店『ふじっこぱん』さん。ここも Jun ちゃんに教えてもらいました。

http://fujiccopan.cocolog-nifty.com/blog/cat2182274/index.html

これは夢のなかか?と思うような建物。お店に入っても、
なんだか夢のなかのままみたいです。

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おみやげに、あんぱんとちょこばんを。
見た目とおんなじ、夢のような味。美味しかった。

* * * * *

亀山を訪れたのは初めてです。
城下町、山がそのまま町になったような、坂の多い、古いお屋敷や土蔵がたくさんある、静かで、物語のなかで時を刻んでいるような町でした。
見える山の形が少し猛々しく尖っていて、それも好きだったなあ。

5月ですから。緑はむらむらと燃えています。






posted by K10 at 00:11| mini tabi

2008年05月11日

帰路

ここで、今回の旅を終わらせることにしました。

琵琶湖の北をぐるっとめぐって帰りました。
賤ヶ岳のふもとには、また興味深い遺跡がたくさんあるそうです。

今度は、琵琶湖のまわりの霊峰と古代遺跡をめぐる旅がしたいなあ。

春には桜並木が美しい海津大崎のあたりで、夕暮れ。

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この後、長浜まで湖岸道路をゆき、そこから高速にのって名古屋まで。
連休の旅行としては奇跡的ながら、渋滞知らずの旅でした。

さあ。次の旅まで、がんばるぞっと。
posted by K10 at 04:05| 春旅2008/05/06

鵜川四十八体仏

白髭神社からすぐ近く。
山の斜面が、ずっとお墓になった場所があります。
その一番手前に、戦国時代に彫られた阿弥陀如来様たちがみえます。

おひとりおひとり、お顔の表情が違います。
どの角度にしても、お墓がはいってしまうので写真は撮りませんでした。

湖にむかって、静かに立つたくさんのお墓。
ここは古来より、あの世、あるいはあの世への入り口とされていたのかもしれません。

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お墓の入り口の、大きな岩。
この形。ああ、気になる。


( 続 → )
posted by K10 at 03:54| 春旅2008/05/06

白髭神社

湖西をぐんぐん走る。
このあたりの景色は、琵琶湖の廻りでも特に良いと思っています。
山の迫り具合と、湖の穏やかさが、素晴らしいバランス。

白髭神社。
近江最古の神社です。
湖にたつ朱い鳥居が、遠い記憶に繋げてくれるような。
(この鳥居にまつわる伝承については、ちゃんと調べたいと思っています。)

ここに詣でるのは2度目です。
今回わたしの心に響いたのは、神社の奥「岩戸社」でした。

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伝承以前の祈りの場。
ここの本性は、この森にこそ宿っているのではないでしょうか。

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こわいけれど、懐かしい。
やっぱりここも、臍につながっている。


( 続 → )
posted by K10 at 03:43| 春旅2008/05/06

百穴古墳

同じ山に、百穴古墳があります。

「百穴古墳群(大津市滋賀里町甲)
百穴古墳群は、今から1400年前(古墳時代後期)に作られた墓が多く集まったところです。これらの墓は、大きな石を上手に積み上げて作った石の部屋(横穴式石室)を土でおおったものです。石の部屋は、死んだ人を納める部屋(玄室)と、これと外とを結ぶ細い通路(羨道)とにわかれています。表からみると、この通路の入り口が穴のように見えます。この穴がたくさんあるところから、「百穴」という名前がつけられました。」(看板より)

祭事用の土器のミニチュアが発掘されていて、これも渡来人に関係する遺跡ではないかと言われています。

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1400年前の、私が眠っていたような気がする。

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これは、いつの時代の石だろう。
たしかに残る、人の手の跡。覆う苔が眠りを包んでいる。

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こういう時間が、本当にしあわせです。


( 続 → )
posted by K10 at 03:21| 春旅2008/05/06

見世のおおぼとけ

422号線から1号線へ、そこから161号線に入り琵琶湖の西湖畔を北上。
滋賀里の「見世のおおぼとけ」へ。

反対車線は結構混んでいるのですが、琵琶湖を北へ向かう流れはスムーズです。
滋賀里病院を目印に狭い道をくねくね登って、祟福寺跡の看板まで辿り着きました。

車を降りて振り向くと、琵琶湖。その向こうに、三上山が見えました。

天智天皇創立と伝わる祟福寺。ここもすでに寺社はありません。
昔、京都への脇街道であった道を登っていきます。
低い石垣が段々になった道の脇、竹の林が光っています。
(どうやらここも、かつては田畑であったようです。
 この後、湖西を走るうち、似た形の水田を多くみました。)
まず、この穏やかな磨崖仏にお会いしました。

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いい大きさの仏様。
そして少し登ると、まあなんとおおらかな。

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3mを越える阿弥陀如来様。童子のようなお顔をしていらっしゃいます。
鎌倉期の仏様だそうです。

ちなみに、仏様目線の街道。

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すぐ横を流れるせせらぎの音。竹林を吹き抜ける風の音。
しみじみ、耳が休まりました。


( 続 → )

posted by K10 at 02:50| 春旅2008/05/06

しじみ飯

春旅2008最終日。
この日は少しゆっくりして、朝10時半に宿を出る。
石山寺近くの名物、しじみ飯で朝昼兼用ご飯が目的。

昨年ここで食べた味が忘れられず、再び訪れたのですが。
あたりはすっかり、変わっていました。
ずいぶん住宅が増えていました。
石山寺の駐車場ぎりぎりまで、いっぱいいっぱいに家が立っていました。
見渡せば、クレーンが3台。
そこここにマンション・ギャラリーののぼり、看板。
そうか、ちょっとした、住宅ラッシュなんだ。

湖の傍に暮らしたい、と思う人は多いでしょう。
京都にもほど近く、ベットタウンにもなります。

移転したお店で、しじみ飯を食べました。
味も変わっていたように思ったのは、私の気のせいかしら。


( 続 → )

posted by K10 at 02:24| 春旅2008/05/06

2日目の夕餉

時刻は17時。よいスケジュール。
422号を北上、石山寺の横を過ぎ、大津の街へ。
ここは県庁所在地。パルコもあるし、SEIYUもある。
でも、一歩裏へ入ると急に空気が変わるのが印象的でした。
不思議なことに、背の高いビルの気配がいきなり消える感じです。

シーザー・ペリ建築のびわこホテル。
その横に、映画館併設の大きな娯楽施設。
ずいぶんと明るい琵琶湖。
派手な噴水を抜けて、クルーズの船が出航していきます。

なんとなく、その施設内にあった台湾料理で夕食をとりました。
窓際の席で、暮れなずむ琵琶湖が見えます。
たぶん、県内随一のデートスポットなのでしょう。若いカップルがいっぱい。
雨上がりの湿気を含んだ湖岸のデッキを、さまようように歩いています。

一日、石と仏様を探して山を登っていたので、なんだか自分がどこにいるのか、ちょっとよくわからないままに、そんな景色を眺めていました。

1号線沿いのスターバックスでキャラメル・ラテとポテトチップスを買いました。
いつでもどこでも、スタバは現実と私を括り付ける。

初日と同じ宿に戻りました。


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posted by K10 at 00:39| 春旅2008/05/05

富川磨崖仏

この日最後の目的地、富川磨崖仏は大津市大岩富川あたり、信楽川沿いの山の中にあります。
彫られた仏様のうち1体の耳のあたりから鉱泉が湧いているため、別名「耳だれ不動」とも呼ばれています。

着いた時、ちょうどどしゃぶりでした。
かなり疲れてもいたので、お菓子をかじりつつしばらく車のなかで休憩。
運よく10分ほどで小降りに。

車を降りて川を渡り、山に入ります。
そろそろ膝が限界に近かったので、山の入り口にあった杖を使いました。
驚きの、使いよさ。支点がひとつ増えるって、すごいのだな。

とはいえ、かなり厳しい山道でした。
ここも、人が訪れることは稀なのかもしれません。
どうにか登りきり、仏様にお会いすることができました。

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像高6.3m、大きな仏様です。
阿弥陀三尊像と、不動明王が彫られています。
鉱泉が湧いているのはこのお不動様なのですが、この日は雨も降っていてよくわかりませんでした。
しかし、雨に濡れた石の美しさはまた格別、素晴らしいものです。


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posted by K10 at 00:18| 春旅2008/05/05