2008年08月18日

夏 tabi(朝宮、宇治田原)3

ずどんと山へ行き当たり、「右:大滝、左:茶宗明神社」。
とりあえず、左。またも里へ迷い込む。
急な斜面の、すごく細い道。すぐ脇には水路があって、
車で走るのはかなり厳しい。
どうしよう、と、路肩に駐車し車を降りた途端、

ぴよーーーーーーん。
と、私の足元からでっかい蛙が飛び出し腰を抜かす。

ぴよーん、ぴよーん、ばしゃん、と
蛙は水路に消えていきました。

神社を諦めた、へたれ夫婦。

せめて大滝を目指す。
・・・絶対すれ違いの不可能な山道を、びびりながら登る。

幸いなるかな。たどり着いた滝は、優しい、
まるで瀬のような可愛らしい滝でした。

VC[W1.JPG

ちなみに、茶宗明神社にお祀りされているのは、
江戸時代の茶家、永谷宗円。永谷園を創始した人です。
煎茶を発明したのは、この方だそうです。


滝のマイナスイオンをたっぷり浴びて、帰りました。
posted by K10 at 18:54| mini tabi

夏 tabi(朝宮、宇治田原)2

そこから西へ、宇治田原町へ。
滋賀と京都の県境の山を抜けていきます。
山道では、しし鍋の看板を多く見かけます。

(木の竿に剥いだ毛皮を何枚も干してある場所があって、
 何やら秘境に迷い込んだ気分)

山の斜面は、ずっとお茶畑。

DSCN1011[1]

山里をうろうろ。御栗栖神社は蝉の声ばかり。
鳥居のそば、土地の男性に声をかけられる。

「湯屋谷の、茶宗明神社に行きなせい。
 近くには大滝ちゅう滝もあるに。」
(方言が非常にきつかったので意訳。)

・・・湯婆バとか、いる?
ほんの少し山に入っただけなのに。
なんだろうこの不思議な空気。
ちょっと、怖い。どきどき、わくわく。

もと来た道を、湯屋谷へ戻る。

(毛皮を干した場所をまた通る。
 皮と皮の間に、何やら強烈な言葉を書き付けた
 札が何枚もさがっていた。驚愕。
 民俗学に明るい知人に話したら、何か呪術的な
 意味があるのかもしれない、とのこと。
 ふむう、興味津々。宿題。)

(→続)
posted by K10 at 18:37| mini tabi

夏 tabi(朝宮、宇治田原)1

5月春旅の折、偶然出会った朝宮の「田舎番茶」が
とても美味しかったのです。
お店の名前もわからなくなってしまいましたし、
せっかくだからドライブ、滋賀まで再び mini tabi 。

朝10時半頃、のんびり出発。
途中、養老のSAでラーメンすすって、ゆったり旅。
13時前には朝宮に到着。

朝宮茶の祖は、最澄殿との説があるそうです。

大袋でしっかり購入。
(通販も可能だそうで、嬉しいかぎり)。

ちなみにこの日は、浴衣で遊行。
SAにて、蕎麦屋の店員なワタクシ。

VC[W3.JPG

(→続)
posted by K10 at 13:49| mini tabi

2008年05月17日

お伊勢参り(3)

二見で禊、いよいよ内宮さんへ。
五十鈴川で御手水。川面がきらっきらで、魂が少し体からずれる。

縁と暖かな思いやりによって、この日私は御垣内参拝ができる書状を持っていた。
少しどきどきしながら、神主さんに声をかける。
色々と心配事もあったのだけれど、すんなりと参拝は叶いました。
白い玉砂利に足を乗せたら、脛から上へ、突き抜けるように何かが走った。
しみじみ、この国に、私はつながっているのだなあ。


* * * * *

内宮さんから、猿田彦神社へ。
道開きを願い、佐留目神社で天宇受命(天の岩戸を開いた女神様)に手を合わせる。

カシワデが響く時、とてもいい気持ちになる。

* * * * *

これにて、この日のお参りは終了。
いっぱい神頼み、したねえ、と笑う。

Jun ちゃんの、穏やかな顔つきにうっとりした。
彼女は伊勢生まれなのだった。






posted by K10 at 19:33| mini tabi

お伊勢参り(2)

亀山から伊勢道に戻り、ぐいぐいと車を飛ばして二見へ。
目指すは二見興玉神社。

到着は2時。よいお天気(つまり紫外線は猛烈)。
日傘もささず帽子もかぶらず、無防備に歩き回る。
なんだか、そんな気分だったのだ。
夕方には大後悔(顔じゅう、ひりひり痛いったら)。


海は、いいねえ。
Jun ちゃんとは、けっこう一緒に、よく海に来るねえ。
泳いだことは、一度もないけどねえ。

鳥居から一番奥の竜王様まで、ゆっくりお参りをする。
叶えて頂いた願いの、御礼を、ゆっくりと。

空が、宇宙まで抜けている。
星までみえそうだな。

080516_1439~001.jpg


posted by K10 at 19:09| mini tabi

お伊勢参り(1)

この日を丸ごと空けるために、前日は楽譜をいつもの倍の集中力で読みきる。
学生時代からの友 Jun ちゃんが、連休をとっての里帰り。
一緒に、お伊勢さんへ行こうと約束していたのです。
mini. と Jun ちゃんは初対面。これからもよろしくー。

* * * * *

まずはJun ちゃんお薦めの、亀山にある自然食のお店『月の庭』さんへ。

http://www.za.ztv.ne.jp/tuki-niwa/top/top.html

玄米や五穀米を使った、体に沁み入る美味しさのランチをいただく。
「エリンギの新茶マリネ」と「ユキノシタの天婦羅」がツボでした。

建物もとても素敵。さりげなく飾られた、お餅の木。
色といい、お餅の大きさといい、たまらん。

080516_1245~001.jpg

食堂前のお庭にいた、犬君たち2匹も、たまらん可愛かったです。

* * * * *

『月の庭』さんからほど近い、天然酵母手作りパンのお店『ふじっこぱん』さん。ここも Jun ちゃんに教えてもらいました。

http://fujiccopan.cocolog-nifty.com/blog/cat2182274/index.html

これは夢のなかか?と思うような建物。お店に入っても、
なんだか夢のなかのままみたいです。

080516_1258~001.jpg


おみやげに、あんぱんとちょこばんを。
見た目とおんなじ、夢のような味。美味しかった。

* * * * *

亀山を訪れたのは初めてです。
城下町、山がそのまま町になったような、坂の多い、古いお屋敷や土蔵がたくさんある、静かで、物語のなかで時を刻んでいるような町でした。
見える山の形が少し猛々しく尖っていて、それも好きだったなあ。

5月ですから。緑はむらむらと燃えています。






posted by K10 at 00:11| mini tabi